薄毛・抜け毛・細毛に育毛ケア

メラニン色素の種類・量で髪の色は決まる

コルテックスに存在する
メラニン色素の種類・量によって持って生まれた地毛の色は決まります。
メラニン色素の種類
『 ユーメラニン(黒褐色系)』『 フェオメラニン(黄赤色系)』の2種類。
【 メラニンの総量が多い⇒黒髪 】【 メラニンの総量が少ない⇒ブロンド 】【 その中間⇒栗色 】
【 フェオメラニンが多い⇒赤色系の髪 】【 2種類のメラニンをもほとんど含まない⇒白髪 】

メラニン色素はメラノサイトで…

メラニン色素は、メラノサイト(色素形成細胞)でつくられます。
毛球部分にメラノサイトは毛髪組織の元となる毛母細胞と隣り合って存在しています。
毛母細胞が分裂して髪がつくられる際に
メラノサイトからメラニン色素が受け渡されて髪の内部に取り込まれます。

メラニン色素がつくられなくなるから白髪に…

メラノサイトの働きが低下してメラニン色素がつくられなくなり白髪になります。
毛母細胞に色素が受け渡されなくなり、メラノサイトの働きが低下する原因はよくわかりません。
加齢・遺伝・ストレス・高熱・薬の副作用なども影響があるとも言われています。
「一晩ですっかり白髪になってしまった」という話を聞くことがありますが
白髪の仕組みから考えて生えている髪から色素が抜けて
白髪になるということは考えられません。