薄毛・抜け毛・細毛に育毛ケア

くせ毛はコルテックス細胞が偏って分布

コルテックス細胞は、少なくとも2つの種類があります。
この2種類は細胞内部の構造・組成は異なり硬さも少し違います。
直毛⇒2つの細胞が細かくモザイク状に分布、または同心円状に分布して偏りがない。
くせ毛⇒2つの細胞が偏って分布しており、偏りが大きいほど、くせが強い。
このような内部構造の偏りによって、髪の形状が曲がったりねじれたりします。

髪の形状に毛根は大きく影響する

くせ毛内部の構造の偏りは、毛根で髪がつくられるときから生じています。
また、直毛の毛根がまっすぐで、くせ毛の毛根は曲がっています。
髪の形状は生えてから決まるのではなく、実は毛根ですでに決まっているのです。

髪の形状は、一生変わらないのか?

人種によって、髪の形状はさまざま。
日本人は直毛の多い民族ですが、直毛とくせ毛が混じっている人も多く見られます。
もちろん個人差があります。
髪質は遺伝の要素が大きく、両親が直毛だと、その子供はかなり高い確率で直毛。
しかし、髪の形状は一生変わらないというわけではありません。
年齢とともに不規則にうねった毛髪が多くなることが明らかに…。
エイジングにより髪のツヤやなめらかさが低下する原因のひとつがうねり毛の増加です。